戦略コンサルのきまぐれ

戦略コンサルのコンサルタントです。本業ど真ん中以外のことを書いていきます。月2本くらいのペースで書いていこうと思いますのでお時間とご興味がありましたらぜひぜひゆっくりしていってください!

WeWorkショックから日本のスタートアップに思うこと(仮説)

WeWorkが相当世間を騒がせていますが、今回はベンチャー業界の今後について考えていきたいと思います。

https://newspicks.com/news/4261664?ref=series 

 

今回の騒動では、SVFなど株主が期待値的に釣り上げた時価総額(企業価値)が市場の心理とかけ離れていることから発生しました。

上場申請のために提出した目論見書からWeWorkの経営実態があきらかになり、「この会社の時価総額が5兆円もあるわけないだろ」となったわけです。

巨額な赤字が続いており、上場による調達や上場を条件とした金融機関からの借り入れが吹っ飛んだことにより一気に危機状態に陥っているのが現状です。

 

で、こういう流れって日本でも起きうるんじゃないかなと思っています。以下は私の仮説です。

 「スタートアップの企業価値評価って水物だよね」という印象や、「そもそもファンドを作ってみたけどたいしてリターンもないし、協業もできていないよね」と考える企業が徐々に増え出す。

そうなると、CVCが減る。VCに投資するLPももしかしたら減るかもしれない。

スタートアップ業界に流入する資金が減る。

資金調達ありきで、事業の黒字化の目処が付いていないスタートアップは破綻し始める。そうなると、「やっぱりスタートアップってだめじゃん」という認識が加速する。スタートアップ不況になる。という仮説です。

ここで大事なのは、スタートアップだから赤字を出し続けても調達すればいいという考えを持ち続けるのではなく、ある程度事業が成長したら組織をしっかり作り、黒字化、安定化に注力をしなければいけないということだと思います。

どうしても今の業界はキラキラ的なところがあり、いろんな起業家がいます。そして今のところ投資家側の資金も多くあることから資金調達ができてしまいます。

しかし、これからは良い意味でスタートアップの自然淘汰が加速すると思っています。