戦略コンサルのきまぐれ

戦略コンサルのコンサルタントです。本業ど真ん中以外のことを書いていきます。月2本くらいのペースで書いていこうと思いますのでお時間とご興味がありましたらぜひぜひゆっくりしていってください!

ちゃんぽんだけだとキツイのかな

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転勤で博多にいた時はよく行っていたリンガーハットの決算をみていこうと思います。

使う資料は2019年2月期の決算説明資料です。

 

決算概要

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売上は46,928百万円でYoY+2.7%、営業利益は2,394百万円でYoY▲15.3%と増収減益となりました。

上のスライドをみますと、販管費が軒並み増えています。一方、原価率を見ると前期とほぼ同じ水準であることから料理に使う原材料コストが増えている訳ではないことがわかります。

既存店売上は前年割れ

気になるのは既存店売上が前期比でマイナスになっている点です。小売、特に飲食店では既存店売上の前年比較は非常に重要な指標とされています。

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上のスライドを見るとわかりますが、主要業態がともにマイナスになっています。長崎ちゃんぽんとなると、寒い時期が稼ぎ時だと思いますが冬は前年割れが目立ちます。

成長に投資はできている

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キャッシュフロー表も添付されていたので、確認します。

本業からの収入である営業キャッシュフローはプラスです。そして投資キャッシュフローはマイナスです。投資キャッシュフローは設備投資などにどれだけお金をかけているかを見る指標ですので、マイナス=投資にお金を使っている、ということになります。

つまり、成長をしていくためにお金を使っているということです。

財務キャッシュフローはマイナスなので借入金等の返済があったのでしょう。

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業態ごとに詳しいスライドもありました。

これを見るとやはりコスト増えているということがわかりますね。

 

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出店計画をみておきます。既存店売上が前期比でマイナスだったこともあるのでしょう。出店計画は前期のおよそ半分ほどになっています。

株価推移

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最後に株価の推移です

じわじわ下がって行っていますね。何かしらの打開策が必要と思われます。長崎ちゃんぽんでイノベーションはおきにくいと思いますので、新しい業態に参入などでしょうか・・・

リンガーハットは野菜が多く取れ、値段もお手頃ですのでぜひこれからも頑張って欲しいとおもいます。