元ベンチャーキャピタリストは思った

上場企業のIR資料やベンチャー界隈、大好きなサッカーについて書いてます。

おしゃれバーガーも結構大変だ

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久しぶりの決算ブログです。

マザーズの決算スケジュールを眺めながら、すでに決算発表済みの会社を何社かノートにメモしておきました。

これから地道に見ていこうと思います。

で、今回はユナイテッド&コレクティブという会社の決算を見ていきます。社名だけだとピンと来ないかもしれませんが、「the 3rd Burger」と聞くとわかるかもしれません。

余談ですが、2017年にこの会社のブログを書いていました笑 よかったらこちらもご覧ください。

www.vcdiary.work

 

決算概要

今回みていく決算は2019年2月期の決算説明プレゼン資料です。

 

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まず決算概要です。

売上は7,294百万円でYoY+14.9%、営業利益は209百万円でYoY+3.8%で、前期よりも増収増益になっています。が、売上では既存店前年比で91.2%、営業利益は期初予算の77.8%どまりと見込んでいた成長とまではいきませんでした。

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上のスライドを見るとよくわかるのですが、主力業態である「てけてけ」や「the 3rd Burger」がほぼ全く伸びていないんですよね。店舗が増えたことによる売上のアップサイドだけなんです。

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店舗数はこんな感じで今期は過去最大の出店数になったんです。前期比で+31.9%になるわけですが、それに対して売上の伸びがついてきていないという印象です。

じゃあこれからどうしていくの

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2020年2月期は売上増も、営業利益は減益しますよ、と予想しています。あちゃ〜という感じですが、これから会社がより成長していくための一時的なものであればと思います。

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2019年2月期には新規出店数が24店舗でしたが、20年2月期は8店舗と大幅に減らす計画です。新規出店には、多額の先行投資がかかりますし、それを回収する力がまだ足りていないという認識でしょう。

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具体的には、新規業態の開発と既存店の改善ということになるそうですが、まあ今の所これしかないですよね。

まずFC化を進めるということ。営業利益率が2.4%しかないわけですから利益率upには効果的な方法といえると思いますがFCパッケージを作るまでの工数は結構かかりそう。それに長けた人材をすでに確保しているとスピード感を持って進めることができると思います。ただ、FC化すると利害関係者が増え、本部の力が伴っていないと結構めんどくさいことになるかな〜と経験的には思います。

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既存店改善はこんな感じです。「てけてけ」は行ったことがないので、あまりコメントできませんが、骨董通りにある「the 3rd Burger」は何度か行った事があります。いつも満席で、バーガーも美味しかったです。値段も高すぎる印象がありませんでした。まだ5店舗しかないようなので、てけてけよりもこっちを力入れていってはどうかと個人的に思いました。地方の主要都市を中心に、とか。

いかがだったでしょうか。今回はこのあたりで。