ベンチャーキャピタリストは思った

上場企業のIR資料やベンチャー界隈、大好きなサッカーについて書いてます。

『ファイナンス思考』を読んで ~テナントに入るお店を経営するものとして~

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先日、mixiの代表取締役として同社の立て直しをされた朝倉さんの著書『ファイナンス思考』を読みました。

 

最高に面白い!みんな読むべき!

 

「ファイナンスと聞くと計算式ばかりで文系のわたしにはわからない」という人こそ読むべきだと思います。

 

わたしはベンチャーキャピタリストであると同時に、事業会社(小売り。仮にA社とします)の経営(社長ではありません)もしております。この本を読んで素直に、「PL思考、短期的な損益を気にするよりも長期的に利益を生み出し続けることを考えなくてはならない」とはっきり決意をしているのですが、事業を行う上でカベになるものが出てきたので、書き出すことで頭を整理したいと思います。

 

売上(トップライン)よりも利益率や将来に向けた投資をしたいが・・・

基本的に大型施設を中心に店舗が入っています。そして家賃は売上連動型になっています。つまり施設側から見た時に重要なのは、店舗の売上であって当社の利益ではありません。月の売上が前月より下がっていれば、「売上が下がっていますが、原因は何ですか」とご質問を頂きます(これは結構なプレッシャーです)。とても重要な取引先ですので、彼らの期待に応えることももちろん重要なので売上増に走らなければいけないという思いが強いです。

一方、会社の利益を継続的に増やしていくことを考えたときに、商品ポートフォリオを組み直したり、試作品を導入したりすると1、2ヶ月は売上が下がったりします。

わたしたちとしては、目先の売上が下がったとしても会社として利益をしっかり出していく組織にしたいと考えているわけです。

一方施設側からしたら、「なんで売上が下がるようなことをするんですか」ということになる。これはもう両社のコミュニケーションを密にしていくしかないのかな~と思っています。

自分の頭の中で答えが出ていないことをつらつらと書いてしまいました。

お店を経営する立場として、まずはお客様に良いものを提供することだと考えています。コモディティ化していて、なかなかファンを作ることは難しいと思いますが目の前の一人一人のお客様を大事にしていきたいです。