ベンチャーキャピタリストは思った

上場企業のIR資料やベンチャー界隈、大好きなサッカーについて書いてます。

レストラン事業以外で活路を。銀行出身経営者が率いる外食チェーン。

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今回はロイヤルホストを運営するロイヤルHDの決算を見ていきます。

ロイヤルといえば、あおぞら銀行出身の菊池会長が有名です。

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銀行から飲食業の経営者に転身して成功を収めるというのはおそらく並外れたことだと思います。すごいですね。

さて、2018年2月16日に発表された決算および中期経営計画をみていきます。

 

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まずは、今期の業績です。

売上高は135,563百万円 YoY+1.9%

営業利益は5,952億円 YoY+14.0%

売上は微増も営業利益が二桁増という成長をみせています。営業利益増の要因は後ほどみていきます。

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約10年の推移です。一時期売上が落ち込んだ時期がありましたが、営業利益推移はすごすぎます。ちなみに菊池会長が社長に就任されたのは2010年3月です。

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ロイヤルホストがメインの事業なのですが、今成長している事業はコントラクト事業とホテル事業なんですね。「コントラクト事業ってなんだ」「ロイヤルはホテルやっていたんだ・・・」という印象ですので、ちょっと脱線して、この二つの事業をみてみます。

コントラクト事業ってなんだ

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ロイヤルコントラクトサービス株式会社があります。企業内給食や、病院食、などレストラン以外での飲食事業を展開しています。大企業になると福利厚生として、従業員向けに社内レストランを運営していて、ロイヤルがそれを運営しているようです。(いいな〜。)

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HPでは確認できませんでしたが、コントラクト事業の半分は空港や高速道路での事業のようです。サービスエリアのレストランもロイヤルがやっているということか。空港が継続して成長を続けています。

ホテル事業

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ロイヤルはリッチモンドホテルを運営しています。(あ〜聞いたことがある。あれはロイヤルがやっていたのか。)

ホテル数はほとんど増えていないですが、すごいのは稼働率。2017年12月期はほぼ90%を維持しています。

外食事業

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メインの外食事業はロイヤルがなんとか前年比増で、てんやは横ばいが続いています。

今後の大きな成長はなかなか期待ができない状況です。

まとめ

ロイヤルHDはやはり「ロイヤルホスト」が会社の柱ですが、今成長している事業はコントラクト事業とホテル事業でした。事業には必ず栄枯盛衰があるわけで、最盛期をすぎた事業が出てくるまでに次の収益源を作っておくことが経営では必要です。

コントラクト事業とホテル事業を合わせれば外食事業とほぼ同じくらいなので、ロイヤルはその準備ができているということですね。

中期経営計画はスライドが30枚以上あったので、ここでは省略します。興味がある人はぜひ。

 

お読みいただきありがとうございました。