ベンチャーキャピタリストは思った

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マーケティングとエル・クラシコ

2017年12月23日、リーガエスパニョーラ第17節。レアルマドリー対バルセロナ。通称エル・クラシコ。今年は世界6億人が見るとか見ないとか。結果はバルサ圧勝ですが、そんなことより重要なのは、試合開始時刻。スポナビライブで毎週リーガを見ていますが、基本的には日本時間深夜です。現地時間では21時前とか。日本のJリーグが遅くて19時キックオフなので、より遅い開始時刻です。ナイトマッチですと、照明の影響か、観客も起きてすぐの試合より1日の終わりにフットボールを見る方がテンションが高いのか、非常に雰囲気がいいです。

しかしながら今回のクラシコは現地13時キックオフ。完全にアジアの視聴者を考慮した時間設定です。これにより現在の最大マーケットである中国、そして東南アジアの人々が夕方や夜に試合を見ることが可能です。マーケティングとしては大成功です。しかしながら、試合への影響は大きかったと思います。マドリー、バルサほどのビッククラブになると放映権の問題で試合開始は基本夜です。そしてチャンピオンズリーグも夜です。選手たちはそのスケジュールに慣れているため、今回のランチタイムキックオフは相当調整が大変だったと思います。

そしてサポーター。慣れない昼だからか、はたまたクラシコの性質上観客が観光客ばかりなのか、レアルのホーム感が全く醸成されていなかったです。本当に盛り上がりに欠けるクラシコでした。スポーツビジネスの最大の価値は試合(ゲーム)。このコンテンツが充実するためにはやっぱり試合は夜がよかったです。