セールスフォースって名前かっこいいけど何やってる会社なの?って聞かれたからブログ書いてみます。

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今回は米セールスフォースドットコムを取り上げます。私は生命保険会社出身ですが、この前前職同期の結婚式で元同僚と話していたところ、彼らが社内の情報にしか詳しくなく世の中で起きている(ビジネス面で)ことに全くの関心がなかったことに驚きました。この考え方で本社にいて全社の舵取りをしているのか、とゾッとしました。その時にセールスフォースって何やってる会社なの?と聞かれましたので、(その場ではちゃんと答えましたが)ブログに書いてみます。

 

セールスフォースは企業向けに顧客管理システム(CRM)をクラウドで提供しています。クラウド以前は、各企業がシステム会社に自社独自の管理システムを発注し、導入していました。しかしこれだと開発費が高くなります。なぜなら、会社毎によってオーダーメイドだからです。一方クラウドが登場することで、セールスフォースなどに会社は、まず自分たちでシステムを作り、またオプション機能も作っておくことで、各企業はクラウド上でそのシステムを使うことが可能になりました。これまでに手間と比べると、工数が格段に少なくなり、コストも抑えることができるようになりました。セールスフォースが行っている業務はこれです。アマゾンのキャッシュマシーンであるAWSも同様です。さてセールスフォースの「Annual Investor Day at Dreamforce 2017」で使用されたプレゼン資料をみていきます。

 売上規模2兆円を目指して持続的成長を

プレゼン資料の冒頭から「Durable Growth(持続的成長)」を連呼しており、同社の一番のテーマであることが伺えます。

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  • Execution(実行力)
  • Leverage(レバレッジ)
  • Economics(生態系・経済圏)

 

を重視しており、2022年には売上高200億ドル~220億ドルを目標に掲げております(2017年は売上高84億ドル)。ちなみに表中の「TAM」は「total adressable market」の略で、いわゆる市場規模を表しています。

企業向けソフトウェアではセールスフォースがシェアNo.1

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上図を見ると、セールフォースのシェアがぶっちぎりで、オラクルやSAPは横ばいが精いっぱいな状態です。

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成長領域もよくまとまっています。Marketing、Commerce、Platform&OtherがそれぞれYoY+30%に伸びを想定しています。Analysticsは非開示で、逆に気になります。 

地域ごとのシェアもまだまだ伸びしろあり

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地域ごとのシェアも開示されています。最大市場のアメリカ大陸では、13%、ヨーロッパ中東地域では7%、日本を含むアジア太平洋地域では同じく7%。逆に言えば伸びしろはまだまだありそうです。

 

意外にも中小企業向けが好調

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 現在の販売先のシェアが出ています。ここで意外な点が2つ。

  • SMB(small and medium business、中小企業)向けシェアが25%と高い。
  • PubSec(行政機関)向けは2%と苦戦。

 

以上、簡単ですがセールスフォースが行っている事業とその現状を見てきました。現在のPLやBSは是非ご自身でご覧になってみてください。私の会社ではまだSaaSは導入されていません汗。早く導入して効率性が上がればいいな、と思っています。

 

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