ExpediaのIR見てみました。

海外企業シリーズです。今回はよく利用するExpediaを取り上げます。

Expediaと言えば、カラニック氏が退任し空きポストになってるUberのCEOの席に、創業者でCEOのコスロウシャヒ氏が就任することになりました。※本記事執筆時点でコスロウシャヒ氏はまだExpediaのCEOです。

jp.techcrunch.com

 

さて、個人的にはExpediaはオンラインでの海外格安航空券販売のパイオニアのように感じます。1996年に設立され、1999年にナスダックに上場しています。調べて知りましたが、元々マイクロソフトの社内プロジェクトだったんですね!沿革を調べると、買収など多くのことが書かれていますが、今回は省略します。

日本国内の旅行予約サイトを見ると、エボラブルアジア、スカイチケット、DeNAトラベルなど、国内では大きなプレイヤーが出てきており、外資系ですと世界最大の旅行予約サイトBooking.comがあります。。私の中では、オンラインチケット予約と言えばExpedia、な感じなんで取り上げました。

 

それでは、2017年2月に発表された、2016年第4四半期の決算説明資料を見ていきましょう。※なお、記事中は1ドル=120円で計算をします。

 

一目でわかるExpediaのすごさ

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冒頭にExpediaの現状が1枚にまとめられています。

  • 予約取扱高(グロス)720億ドル(約8.6兆円)
  • 売上高88億ドル(約1兆円)。業界に対して2倍の成長スピード
  • 月間サイト訪問ユーザー6億人以上
  • 75カ国以上で展開
  • 150万人以上がホテルも(オプションとして)予約する
  • 世界で2万人以上の従業員

前述したエボラブルアジアやスカイチケットの実績を比較してみると面白いかもしれません。

 

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執筆中の11月8日の時価総額を見ると、179.24億ドル(約2.1兆円)。思った以上に時価総額は高くないようです。競合するBooking.comを運営するPriceLine Groupは約800億ドル(約10兆円)と、Expediaの5倍以上です。今度はこの会社も調べてみます。笑

 

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また、Expediaは6つの強みを挙げています。市場が大きいことや、技術面でのアドバンテージ、豊富な販路などなど。

まず足元の業績は?

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主要KPIである予約宿泊数と予約取扱高はCAGR(年平均成長率)が20%以上と、この規模になっても大きな成長を続けており、売上高、EBITDAも同じくCAGRが約20%になっています。

シェア拡大余地はまだまだ大きい。 

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 旅行市場全体とExpediaがどれほどのシェアを有しているかが書かれています。次の2点はまず頭に入れておかなければいけないでしょう。

  • 世界の旅行市場は1.3兆ドル(約156兆円)あること
  • そのうち、50%はオンライン予約であること

表を見ると、北米ではシェアが高いですがヨーロッパでは低い。これは前述したBooking.comがオランダの会社でヨーロッパで強いということでしょうか。アジアやラテンアメリカでもまだまだ成長余地は大きいです。

書きながら結論をどうしようか、分からなくなりました。まとめてみると、

  • 既に世界最大規模の旅行予約会社になっている
  • 全世界の市場規模に対して、意外とシェアが高くない(つまり伸ばす余地あり)
  • これほどの規模になりながら、業績は年平均20%くらいで成長している

といったところでしょうか。

 う~ん、上手くまとめられなかった。ごめんなさい汗

 

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